包丁の処分

包丁の処分について

地方自治体では包丁などの処分について、「危険」と明記した袋に入れて不燃物のごみの日に出すというのが一般的なようです。人が手で回収するものですから、回収する人や同じくゴミ出しに来た人が怪我をしないように配慮しましょう。

刃の部分にガムテープなどを貼り、触ってもすぐには切れないようにします。その上からダンボールなどで大きめに巻いておくと、刺す危険も回避できます。それを「包丁 危険」などと書いた袋に個別に入れて出します。普通ごみとして出せる地域もあるようですので、確認が必要です。

包丁については「針」と同様に、供養をして処分するという風習もあります。長年使ってきた愛着のあるものであれば、ゴミとして捨てるのが忍びないといったこともあるでしょう。

そういった場合には、刃物供養を行なっているところに送付する方法もあります。刃物の町として知られる大阪府の堺や岐阜県の関には、包丁供養塔があります。堺は堺刃物商工業協同組合連合会が、関には関刃物産業連合会があります。

こちらの供養塔に投入すると、堺では毎年2月に、関では11月8日の刃物の日に行われている供養祭で供養され、次なるリサイクルに向けて刃物は旅立ちます。

直接送付しても受け付けられていますが、関は協力店によって全国に回収箱を設けています。こちらに入れていくと、現地まで送付すること無く処分することが出来ます。

その際に、回収箱に入れるときには養生などをする必要はないようですが、刃の部分だけはガムテープなどを貼っておいたほうが親切です。また取りやすいように折り返しを付けておくなど、配慮しておきましょう。

持ち運び自体も危険ですので、ダンボールなどで大きめに包み、回収箱の前で取り出すようにするとよいでしょう。回収箱には包丁だけでなくはハサミやカッターの刃なども入れることが出来るようになっています。刃物全般が可能なようです。

このようにして集められた刃物は、製鉄メーカーで再び鋼になります。様々な用途に用いられますが、包丁の鋼は包丁に向いているということもあり、再び刃物製造メーカーで刃物としてリサイクルされることも多くみられます。
鋼の配合なども微妙に刃物の町によって違います。

送付する場合には「堺」とわかるものは堺に、「関」とわかるものは関に送付すると役立てやすいということはあるようですが、産地は問われていません。リサイクルボックスなどを利用する場合にも、どこの産地であっても構まいません。